加古川 河原の家

加古川 河原の家
南側は道路・北側は河川の土手になっている土地に建つこの家は、人通りのある南側は和紙ガラスの腰窓・土手側は透明ガラスの掃き出し窓になっております。
南だから道路に面していても透明ガラスの掃き出し窓にされている家を見かけますが、たいていの家はカーテンをあけることが出来ず、閉ざされた空間になりがちです。
しかし、この家は土手側を掃きだし窓にしていても廻りの視線を気にすることなくカーテンなしで生活していただけるので、リビングはいつも同じ明るさを確保することができます。
間取り自体はスタンダードですが、お施主様の要望で家全体を、白を基調に仕上げました。
内部空間はただ単に白にするのではなく本物の質感を持たすために、床材・天井材とも無垢材を使用し自然塗料で白く仕上げております。
またキッチン前の腰壁タイル仕上げや空間の一部に曲線を取り入れることで、単調になりがちな白い空間の中でアクセントにもなっております。
バルコニーは、ただ単に洗濯物を干すためだけの無駄なスペースにするのではなく、2階全体に光を取り込むための装置となり、晴れの日には一つの部屋として使っていただけるよう廻りの視線を考えながら外壁に正方形の開口を設け、工夫しております。
全体的な構成はシンプルですが、施主と設計者のアイデアが詰まった家となっております。

LDK。
水廻りへ続く廊下。
ボーダータイルの玄関。
外構。