神河 柏尾の家
大正生まれの納屋と塀の改修です。
Before


After


Before


After


Before


After


足元の土台が長い年月の経過でいたんでしまっていたので撤去し束立てになりましたが、他の構造材はしっかりしていたのでそのまま利用しました。
もともと持っておられた石の流しや納屋に眠っていた建具を再利用です。
味噌部屋の湿気が気になるとのことでしたので土間コンクリートを打設し、窓を新設しました。
『無双窓』と言って、戸を開けること無く、縦の板をスライドするだけで風を通したりできる日本の伝統建具です。
台風などが迫ってくるときは、外壁と同じ焼板で製作した跳ね上げ戸で蓋をします。
塀も土の躯体はそのままに瓦と焼板のやりかえです。
Before


After


先代が建てられた98歳の納屋が見事復活しました。