引き戸をいかした家づくり

hikido01日本は高温多湿な環境であるため風の通る開放的な家づくりが求められてきました。その役割をはたす装置の一つが引戸です。引戸は、私たちがプランニングをするときにたいせつにしている要素の一つで、基本プランは全て引戸で考えることにしています。引戸の大きなメリットは、開き戸と違い扉を開放したときに邪魔にならないことです。廊下に各部屋から開放される開き戸は邪魔になるものです。部屋の内側に開放するとしてもこのスペースは死んでしまうのです。引戸は日本の住宅に昔からある日本のライフスタイルに最も適した装置です。これをうまく設計に取り込むことで、機能的で便利な気持ちの良い空間をつくり出すことができます。引き戸を計画するときの注意点は、扉を引き込むスペースが必要なためスイッチ・コンセントの取り付け位置を検討する必要があります。また音が遮断しにくいのでプライバシーの必要な部屋には向かないことです。hikido02