創業90周年“OBAKETSU”

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2007年に住宅の新築をさせていただいた、渡辺金属工業さんから事務所改修工事のお話をいただきました。
内容としては、マンションの一室を事務所に改修するということで、壁の羽目板貼り・天井クロスの張り替え・床のタイルカーペット敷と2週間ほどの工事だったのですが、雰囲気良く木の香り漂う事務所に仕上がりました。
今回はこの“渡辺金属工業=OBAKETSU”についてご紹介したいと思います。
このOBAKETSUとは、胴体のブリキ板から持ち手に使用する針金、木材まで全ての素材が日本産。本当の意味でのmade in Japanを守り、今でも一つ一つハンドメイドで造られている、ちょっとすごいバケツです。
その証拠に、縦波模様やマーク位置など同じように見えて少しずつ違っているそうです。

詳しくはhttp://www.obaketsu.com/からアクセスしてみてください。
蚊遣りバケツやライスストッカーなど、いろいろな用途のバケツを販売されております。
余談ですが、関西テレビのよ~いドン!で“となりの人間国宝さん”にも認定されている会社なのです。

obaketu
創業90年ということもあり、雰囲気のある作業場が本当に魅力的です。
何がすごいかというと、工場は木造で造られており、9m×18mの作業場の中には柱が一本もなく木造トラスの合掌で造られていることです。
トラスとは、三角形を基本単位としてその集合体で構成する骨組み構造です。
三角形がつり合うことで構造部にかかる力に耐えるようになっており、引っ張る力と引っ張られまいとする力が働き、せん断力が発生しません。
この結果、外力に対する抵抗力が高く、軽量でありながら形が崩れにくいという特性を持ち、構造体が変形しにくく、大きな構造物や空間をとることができるのが大きな特徴です。
今は構造計算ソフトをつかえば、上記のようなことを数値で表し安全であることを証明することが可能ですが、昔の大工さんは知恵とアイデアだけでこれらを造っていたのですから、本当にすばらしいと思います。
これからも、このすばらしい工場で、すばらしい商品をつくり続けていただくことを応援しております。