“arcの家”鉄骨造の家の提案

tetu01建築物の構造は、柱と梁・壁で構成されています。構造架構の特徴で分けると、木造とコンクリート(RC)造のグループと鉄骨造に大別することができます。木造・RC造のグループは、柱と柱のスパン(距離)に制限があり大スパンには向かない構造です。一方、鉄骨造は、柱と梁のフレームで構成され比較的小さな部材で柱スパンを広げることができます。また、JIS規格に適合した部材を使用するため、木材のように材料強度にばらつきが無く、施工性による性能低下が出にくい工法のため、構造計算通りの安全が確保しやすい構造です。しかし、コストの面からみると、(高い)RC造>鉄骨造>木造(安い)となるため一般住宅では木造が多く採用されています。“arcの家”では木造への取り組みを継続しつつ、新たな試みとして大きな空間(柱の少ない)のつくれる鉄骨造への取り組みをはじめました。新しいデザインの提案が可能になると共に、構造計算を社内でおこなうことで、柱・梁の架構・基礎の形状を繰り返し(納得がいくまで)検討できるようにしました。構造が細部まで検討ができることで敷地にあった構造架構の提案、建設コストの調整ができるようになります。例えば、鉄骨の骨組みにすることで木造3階建てでは使用できなかった(内装制限のため)木材を使った優しい空間の提案が可能になります。今後は鉄骨架構も一つの手段として“arcの家”らしい住まいの提案を続けていきたいと考えています。tetu02