建築家 土山達也氏を偲んで

建築家 土山達也氏とは、 20年前に姫路市で設計事務所を共同で運営していた仲間で、神戸でテラモンテ建築研究所の主宰として活躍されたいました。私共は設計施工の会社ですが、土山氏の設計手法を理解している一人として一昨年から姫路での施工を担当することになりました。しかし、最初の作品「M邸」で病に倒れ、次の「D邸」の完成後すぐに帰らぬ人となってしまいました。亡くなってから3ヶ月近くがたち少し気持ちの整理ができたので、今年1月に完成した最後の作品「D邸」を少し紹介させていただきます。
teramonte
外壁は、塗り壁とGL鋼板縦ハゼ貼で構成されています。外見は閉鎖的な印象をうけますが、内部は、中庭が巧みに配置されプライバシーが確保された開放的な空間に設計されています。住宅規模の建物において設計者が施工に深く立ち入ることで生まれる“家の完成度=お客さまにとってのメリット”を求めてはじめることになったコラボレーションだったのですが非常に残念です。土山氏のHPでもっと上手に紹介されるはずであった「D邸」、今後の活動の中でいつまでも記憶にのこしておくべき住まいとなりました。土山氏は妥協のない洗練された建物を設計されていました。作品は、「土山達也+terramonte建築研究所」のHPでご覧いいただけます。