福崎町 大貫の家

oonuki01和建築は、屋根のかけ方で印象が大きく違ってきます。まもなく完成をむかえる大貫の家も屋根に特徴のある和建築です。この様な住宅は、屋根を軽やかに、堅くみせないようにしなければなりません。外観を堅くみせないためには、屋根に“起り”をとる手法をとります。元々、瓦土で起りの調整をしていましたが、現在は垂木を曲げて起りの調整をしています。この家は、起りのある切り妻屋根を重ねることで柔らかい外観をつくっています。

屋根を軽やかに見せる手法として、屋根を受ける野垂木と軒天に化粧垂木を入れ天井勾配をかえてつくることで軒先を軽やかに見せる手法があります。この方法はコストが嵩むためあまり採用することはできませんが、「加古郡 稲美の家」でみることができます。和建築は見えないところに工夫があり家をかたちづくっています。現在の住まいにもいかせるディティールがたくさんあります。

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