英賀保の家Ⅱ 古民家再生8

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既設洗面・浴室の撤去後、新しく裏廊下+収納スペースとして間取りが変わりました。(写真1枚目)
また家全体の造付木製建具が納品されました。築100年目の和風の住宅ということもあり、今回作成した建具のほとんどが昔を思い出すようなデザインになっております。
2枚目の写真に写っている建具は“舞良戸(まいらど)”と呼ばれるもので、表面に舞良子と呼ばれる細い桟を狭い間隔で縦あるいは横に取り付けた板戸のことを言います。
このデザインは平安時代にはすでにあったものだそうです。
新建材がなかったころは、家に関する全てのものが日本にある木や土などで造られていました。
それぞれ専門の職人が造るひとつひとつのもの(建具・瓦・紙など)は年月と共に風合いが増していき、それが日本家屋の本当の味わいだったと思います。
やはり新建材に囲まれた空間にいるのとは、何か感じるものが違います。全ての家は無理ですが、少しでもそういった建物を増やしていけたら良いのですが。

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納められた建具も柱・梁と同じベンガラで塗装しました。
漆喰の白とベンガラの黒のコントラストが何とも言えない雰囲気のある良い空間になりました。
是非 before-afterでご紹介したいと思います。