神河の家 屋根葺き替え工事

kamikawanoieyane神河の家 屋根葺き替え工事が始まりました。この家は昭和6年に建てられた民家です。晴天の中、7時に作業を開始し、瓦の撤去後、クリーンカー(大型掃除機付き特殊車両)で屋根土を吸い取っていくと檜皮が葺かれた屋根下地が現れました。檜皮は現在のアスファルトルーフィング(防水紙)に当たるもので、檜皮の上に土をのせ瓦の座りを調整していました。土は檜皮の凹凸を調整する働きもしていました。アスファルトルーフィング(防水紙)の無かった時代では一般的な工法で、良い仕事ができる職人がたくさんいたと思われます。檜皮を撤去し野地板を確認、野地板が腐っていたのは下り尾の上部、1ヵ所だけで少し補修をするだけで瓦葺きへと進めていけます。kamikawanoieyane02屋根工事に関わるとき何時も目にするのが屋根下地に使われている合板の痛みです。無垢の野地板(杉板等)は材料自身が呼吸をし、少しの雨漏りや結露による水分では腐ることがありませんが、合板を使った屋根下地は呼吸ができないため腐っているのをよくみかけます。最近は、コスト・施工性の追求?で合板を利用されることが大半ですが、屋根下地には無垢材の野地板を使用したいと考えています。kamikawanoie03※一部、野地板を取り外し2階天井内の清掃作業