白浜の家 Ⅶ(上棟)

棟上げ棟上げ
上棟4上棟22014年1月21日、棟上げを行いました。週間天気予報では、21日は雨になっており中止を覚悟しておりましたが、何とか朝方やんでくれました。私が担当の物件の棟上げ雨率70%程度です。施主様には本当に申し訳です(O様の日頃のおこないが良いおかげで雨があがったのだと思います)。今回の建物は、“木組みの見える家”シリーズです。構造材の組み方から入念に打ち合わせし、いかに美しく見せるかを検討しました。普通、構造材というものは隠れてしまうため、あまり気にせずプレカット屋さんにお任せという業者さんも多いと思います。アークの家ではプレカット屋にまるなげするのではなく、木組みや梁のサイズなどについて必ず毎回打ち合わせをおこないます。実際、家全体の費用の中で梁の大きさをワンサイズあげるコストって微々たるものです。限られた予算の中で調整しながら、構造的にも意匠的にも満足いただけるものを造ることができるのは、設計事務所が設計・施工・監理・コストの調整など全てを一貫して行うからだと思います。少し話が逸れましたが、今回吹き抜けの真ん中に地松の太鼓梁が二本かかります。また和風・瓦葺きのため、屋根に少し“起り(ムクリ)”を設けます。起りとは、ゆるやかな弧を描いた凸形の屋根を言います。そうすることにより、建物全体が優しい雰囲気になります。瓦を葺くと、もう少し起りがわかると思います。夕方には、垂木まで納めることができ、この日の作業は終了です。